この記事の結論
- 最初は文章にせず、事業・顧客・困りごと・取組・効果をメモします。
- 買うものの説明より、「なぜ必要か」と「どう使うか」を具体的にします。
- 数字は、実際に確認した記録と、これからの目標を分けて書きます。
最初のメモは5つでよい
- 事業:何を売り、何で売上が立っているか。
- 顧客:誰が、どんな理由で買っているか。
- 困りごと:売りたいのに届いていない相手や、解決したい問題は何か。
- 取組:その問題に対して、今回何をするか。
- 効果:何が変わったら、取組が役立ったと分かるか。
数字や説明が足りない場所には、後で見る資料をメモします。

「パンフレットがほしい」を、計画へ直す
架空の焼き菓子店で考えます。 「パンフレットを作る」だけだと、誰に何を伝え、売上にどうつながるかが分かりません。 問い合わせで何を聞かれ、案内をどこへ届け、その後どう注文を受けるかまで書きます。
- 困りごと
贈答用の問い合わせはあるが、商品や注文方法を毎回説明している。
- 今回の取組
贈答商品の案内を作り、近隣の会社へ配布。注文の受け方も決める。
- 確認する数字
問い合わせ、見積、受注を月ごとに記録し、配布前後を比べる。
架空の例です。「作るもの」だけでなく、使い方と確かめ方までつなげます。
このつながりができると、どんな写真・商品情報・注文方法を載せるかも決めやすくなります。
目標の数字は、計算を説明する
「売上を増やす」だけでなく、「注文件数×平均単価」で考えます。 たとえば件数には、これまでの問い合わせと受注の記録を使います。 単価には、実際の商品構成や見積の金額を使います。 未確認の数字は実績にせず、仮定や目標と書いて、確認方法を添えます。
計画・費用・担当者をそろえる
計画に写真撮影があるなら、見積にも必要な撮影が含まれているかを見ます。 注文が増える目標なら、製造と返信を誰が担当し、何件まで対応できるかを確認します。 作るものだけでなく、作った後に使う人と手順も決めましょう。
自分で読んで確かめる3つの質問
- この取組が必要な理由を、他の人へ説明できるか。
- 費用の各項目が、計画のどの部分に必要か説明できるか。
- 予定どおり進んだかを、後から記録で確かめられるか。
答えにくいところを直すと、説明の抜けが減ります。
次にすること
手元の売上・注文・相談の記録を見ながら、5つのメモを一行ずつ書きます。 持続化補助金の入力欄へ整理するときは様式2の書き方を見てください。 モラエタの下書きも、本人による確認をしてから使います。
よくある質問
文章を書くのが苦手です
最初は箇条書きで十分です。読みやすい文章へ直す前に、事実と取組のつながりを確かめます。
実績が少ない場合は何を書きますか
試験販売、問い合わせ、顧客への聞き取りなど、実際に確認したものを使います。足りない部分を、すでに達成した数字として書かないようにします。
似た店の計画を参考にできますか
構成や考え方は参考になります。商品、顧客、数字、強みは自分の事業の事実へ置き換えてください。