この記事の結論

  • AIが作った文章は下書きです。本人の回答と資料を見ながら確認します。
  • 数字は、計算が合うかに加えて、元の数字がどこから来たかを見ます。
  • 内容を説明できない言葉や、確認できない事実は、調べるか書き直します。

1. 元の回答にない事実が足されていないか

商品名、所在地、顧客、設備、売上、担当者を、入力した回答や資料と見比べます。 「長年の取引実績がある」と書かれていても、本当に説明できる年数や記録があるかを確認します。 違っていれば、文章を直すだけでなく、元の回答も更新します。

書類とパソコンを見比べながら、確認した内容をチェックする人
書かれた内容を、元の資料と一つずつ見比べます。

2. 数字の出どころと単位を確認する

「売上20%増」のような数字を見つけたら、計算式と元資料へ戻ります。 月と年、円と万円、税込と税抜、売上と利益を混ぜていないかを見ます。 実績・見積・目標・仮定を分け、未確認の数字を実績のように残さないようにします。

3. 抽象的な表現を、実際の行動へ直す

架空の店の修正例です。

直す前

「顧客満足度を向上させ、販路拡大を実現します。」

直した後

「贈答品の包装と納期をパンフレットで案内します。近隣の会社へ配布し、問い合わせと受注を毎月記録します。」 後の文章なら、誰に何を伝え、何を確かめるかが分かります。 難しい言葉を増やすより、自分が実際にする仕事へ言い換えましょう。

4. 公式の条件と入力項目に合うか

締切、対象経費、必要書類、文字数などは、今回の公募要領(=募集のルールをまとめた公式資料)で照合します。 AIの採点は、正式な審査の点数ではありません。高い点数でも、申請条件を満たすとは決まりません。 費用の判断は対象経費、計画の見直しは審査の観点を確認します。

【要確認】が残っていたら

その場所は、本人が資料を見て確かめる必要があります。 分かった事実を回答へ足すか、裏付けがない内容なら削ります。 空欄をなくすために、もっともらしい数字や取引先を作らないでください。

次にすること

下書きの一段落を選び、元の回答・数字・実際の行動を確認します。 回答や費用を変えたら、下書きも見直し、変更前の数字が残っていないかを確かめます。 最終的には、面談で聞かれても自分の言葉で説明できる文章にします。

よくある質問

採点が高ければ、そのまま申請してよいですか

本人の事実確認は必要です。採点は、説明の抜けや直すところを見つけるために使います。

AIに数字を足してもらってよいですか

実績の数字を作らせないでください。記録から調べ、将来の目標は前提と計算を示します。

どこまで直せばよいですか

事実・数字・根拠・実行方法を本人が説明でき、公式の入力項目に答えている状態を目指します。文章の立派さだけで判断しないようにします。