この記事の結論

  • 最初に書くのは、「何を買いたいか」と「事業をどう良くしたいか」です。
  • 制度を選び、事業の資料・計画・必要書類をそろえ、最後に本人が公式サイトで送信します。
  • IDや外へ頼む書類は先に動かし、待つ間に計画を作ると進めやすくなります。

1. やりたいことを一行にする

たとえば「贈答用の商品を、近所の会社にも買ってもらいたい」です。 そのためにパンフレットを作る、展示会へ出るなどの方法を考えます。 「補助金をもらう」ではなく、実際にしたい仕事から制度を探しましょう。 まだ制度が決まっていなければ、2タップ診断で候補を確認できます。

店主たちがパソコンとメモを見ながら、申請に向けて準備することを考えている
まずは、やりたいことと手元の情報を整理するところから。

2. 手元の資料を集める

会社名・住所・事業内容、主な商品と顧客、売上の記録、従業員の雇用状況を確認します。 決算書や確定申告書、レジ・予約・注文の記録を手元に置くと、何を実績として書けるかが分かります。 分からない数字を埋めるより、「何の資料を見れば分かるか」をメモします。

3. 困りごとと、今回することをつなげる

「何に困っているか」「何をするか」「何が変われば成果と言えるか」を書きます。 きれいな文章にするのは、この3つがつながってからで大丈夫です。

焼き菓子店の例:困りごとから、成果の確認まで
  1. 困りごと

    贈答用の問い合わせはあるが、商品や注文方法を毎回説明している。

  2. 今回の取組

    贈答商品の案内を作り、近隣の会社へ配布。注文の受け方も決める。

  3. 確認する数字

    問い合わせ、見積、受注を月ごとに記録し、配布前後を比べる。

架空の例です。「作るもの」だけでなく、使い方と確かめ方までつなげます。

この図は架空の例です。自分の事業の言葉と記録へ置き換えます。 詳しい考え方は事業計画書の書き方を見てください。

4. 外へ頼むものを先に確認する

GビズID(=国の電子申請用アカウント)が必要な制度では、作成またはログインの確認を進めます。 見積や証明書、商工会・商工会議所の書類は、相手の発行日数や予約が関係します。 持続化補助金の様式4(=商工会・商工会議所の支援計画書)には、申請締切とは別の受付締切があります。 書類の集め方で、頼む相手と期限を書き出しましょう。

5. 公式サイトで本人が送信する

モラエタで下書きができても、公式の申請はまだ終わっていません。 本人が申請画面へ入力し、必要書類を添付し、内容を確かめて送信します。 送信後は、受付番号と申請した内容の控えを残します。 持続化補助金の場合は申請方法で具体的な順番を確認できます。

今日することを一つ選ぶ

制度が未定なら「やりたいことを一行にする」。決まっていれば「必要なIDと外へ頼む書類を確認する」。 全部そろうまで待たず、待ち時間が出るものから進めましょう。 持続化補助金では、交付決定(=発注を始められる正式な通知)を確認してから発注します。 また、補助金の多くは後払いです。先に用意するお金も早めに確かめます。

よくある質問

まだ資料がそろっていません。始められますか

分かることから整理できます。数字や日付を推測せず、未確認の項目は、確認する資料と担当をメモします。

一人でも申請できますか

自分で準備・申請できます。判断が難しい条件は、商工会・商工会議所や制度の窓口へ相談しながら進めます。

計画を出せば、お金が振り込まれますか

持続化補助金では、審査、実施、報告、金額の確認などを経て入金されます。採択と交付決定の違いを先に確認してください。