この記事の結論
- ジギョケイは、災害などに備える事業継続力強化計画の通称です。補助金そのものではありません。
- 最初に「止まると困る仕事」を一つ選び、人・設備・連絡方法の備えを考えます。
- 認定には時間がかかります。補助金の加点(=条件を満たすと審査で評価される項目)に使う場合は、両制度の期限を確認します。
たとえば、停電した日の店を考える
冷蔵庫が止まったら商品をどこへ移すか。予約客へ誰が連絡するか。 担当者に連絡できなければ、誰が代わるか。 こうした備えを、事業所の災害リスクに合わせて計画にまとめます。 認定を受けることに加えて、実際に動ける内容にすることが大切です。

最初に決める4つのこと
- 人:安否確認の担当者と、連絡がつかないときの代わりの方法。
- 設備・商品:止まると困る設備、在庫の保管場所、停電や浸水への備え。
- 情報:顧客情報や予約データの保存先と、バックアップの取り方。
- 再開:優先する仕事、取引先への連絡担当、再開の判断をする人。
「注意する」で終わらせず、担当者と方法まで書きます。
自分の場所で起こり得る災害を調べる
ハザードマップ(=洪水や土砂災害などの危険を示す地図)で、事業所の場所を確認します。 地図で分かったリスクと、計画に書く備えを対応させます。 たとえば浸水のおそれがある場所なら、重要書類や機器をどこへ移すかを決めます。
認定で受けられる支援と、必要な時間
税制・金融面の支援や、一部補助金での加点が用意されています。それぞれ別の要件があります。 認定を取れば、自動で補助金や税の優遇を受けられるわけではありません。 中小企業庁の申請案内 ↗では、標準処理期間は約45日です。 修正対応の時間も考え、認定を使いたい手続きから逆算します。
作って終わりにしない
連絡先の確認や、データの復元など、短時間でできる点検を予定に入れます。 担当者・拠点・設備が変わったら、計画と現場の備えを一緒に見直します。
次にすること
止まると困る仕事を一つ選び、「担当者がいなくても動けるか」を確認します。 ジギョケイの制度ページでは、下書きできる内容と公式申請への進み方を確認できます。
よくある質問
認定されるとお金が振り込まれますか
この認定制度だけで補助金が振り込まれることはありません。使いたい支援ごとに、対象条件と手続きを確認します。
申請してすぐ認定されますか
標準処理期間は約45日です。不備の修正などで変わるため、締切直前の申請は避けます。
モラエタで提出までできますか
電子申請の欄に沿った下書きと確認を進められます。公式システムへの入力・送信は本人が行います。