架空の事業者と架空の数字です。そのまま写さず、ご自身の事業の事実と数字に置きかえてください。[ ]の部分には、実際の統計などの数字と出典を書きます。実際の申請では各欄に最大4,000字まで書けます(下の字数は目安)。

架空の事業者のプロフィール

事業者駅から徒歩8分の住宅地にある美容室(架空・スタイリスト2人・セット面3席・開業6年)
業種美容室
補助事業で行う事業名白髪ぼかしの新メニューと40代向け予約導線(21字)
経費と補助金経費 650,000円 → 補助金 433,333円(補助率2/3・上限50万円)

様式2・様式3の記入例

様式2 ①企業概要

165字(目安 800字)

当店は駅から徒歩8分の住宅地にある美容室で、開業6年目。スタイリストは店主を含め2人、セット面は3席である。売上の構成はカット(4,400円)が約45%、カラー(7,700円〜)が約40%、パーマ・トリートメントが約15%。顧客は20〜30代の女性が中心で、月の来店は延べ約260人。予約はネット予約が約6割、電話が約4割である。

様式2 ②顧客ニーズと市場の動向

195字(目安 800字)

店の周辺は持ち家世帯が多く、40〜50代の住民が増えている。来店客へのアンケート(2026年7月・58名)では、40代以上の21名のうち14名が「白髪は染めたいが、頻繁に染め直すのが負担」と答えた。近隣の美容室4店は20〜30代向けのデザインカラーを打ち出しており、白髪を自然に目立たなくするメニューを前面に出す店は少ない。[商圏の年齢別人口や美容室の店舗数に関する統計の数字と出典を書く]

様式2 ③自社や自社の提供する商品・サービスの強み

169字(目安 800字)

強みは、店主がカラーの講習を継続して受けており、髪のダメージを抑える薬剤選びに関する指名が多いことである。口コミサイトの評価は4.7(132件)で「髪が傷まない」「説明が丁寧」という声が多い。弱みは、客層が20〜30代に偏り、周辺で増えている40代以上の住民を取り込めていないこと、メニュー表が若い世代向けの言葉で書かれていることである。

様式2 ④経営方針・目標と今後のプラン

215字(目安 1,000字)

3年後に売上高を現在の約1,650万円から約1,950万円にし、客単価と再来店率の両方を上げることを目標とする。方針は、40代以上の「白髪を自然に見せたい」という要望に応えるメニューを柱に、周辺の住民を新しい常連にすることである。1年目は白髪ぼかしメニューとヘッドスパを導入し、近隣への告知と予約導線を整える。2年目は再来店の間隔に合わせた案内を始め、3年目は平日昼の稼働を上げる。既存の20〜30代の顧客向けサービスは維持する。

様式3 補助事業で行う事業名

21字(目安 30字)

白髪ぼかしの新メニューと40代向け予約導線

様式3 販路開拓等(生産性向上)の取組内容

430字(目安 1,500字)

何を:白髪を自然に目立たなくする「白髪ぼかしカラー」(9,900円)と、頭皮ケアのヘッドスパ(3,300円)を新メニューとして始める。

誰に:周辺に住む40〜50代で、白髪の染め直しの頻度を減らしたい人。

どうやって:①ヘッドスパ用の機器を導入する。②40代以上向けにメニューの説明を書き直し、近隣へのポスティングと店頭看板で知らせる。③予約ページに新メニューの説明と、仕上がりの違いが分かる写真を追加する。

新しさ:これまで20〜30代向けだったメニュー構成に、頻繁に染め直さなくてよい選択肢を加え、周辺で増えている年代の要望に応える。

デジタル活用:予約ページの新メニュー経由の予約数を月ごとに集計し、告知方法を見直す。

スケジュール:交付決定後1か月で機器導入と講習、2か月目にメニュー開始と告知、6か月目に新メニューの予約数と再来店率を集計する。

買ったものの使い続け方:ヘッドスパ機器は事業終了後も通常メニューで使い続け、看板は季節ごとの案内に使う。

様式3 補助事業の効果

239字(目安 800字)

新メニューの売上は「月の新規客数×客単価×再来店」で見込む。ポスティング2,000枚と看板で月12名の新規客を見込み、白髪ぼかしカラー9,900円+ヘッドスパ3,300円=13,200円×12名×12か月=約190万円の売上増。アンケートで「負担」と答えた14名を含む既存客の一部が新メニューへ移行することも見込む。材料費率は既存のカラーと同じ約12%で、売上総利益は年間約167万円増える見込み。再来店率は予約記録で毎月確認し、2回目の来店が5割を下回る月は案内方法を見直す。

経費と補助金額(様式3のイメージ)

経費区分内容金額(税抜)
機械装置等費ヘッドスパ用機器一式350,000円
広報費近隣へのポスティング・店頭看板150,000円
ウェブサイト関連費予約ページの新メニュー説明と写真の追加150,000円
経費の合計650,000円
補助金額の計算例(補助率2/3・上限500,000円)433,333円

ウェブサイト関連費の補助金交付申請額は300,000円が上限で、単独では申請できません。補助金は後払いのため、経費はいったん全額を支払います。実際の交付額は審査と実績報告で決まります。

この例のポイント

  • アンケートの「負担」という声(21名中14名)から新メニューの必要性を説明している
  • 効果を「何人に・いくらの・何を」の掛け算で書き、材料費率から売上総利益も出している
  • 既存客向けのサービスを維持すると書き、客層の切り替えではなく追加であることを示している

美容室で気をつけたいこと

  • シャンプー台や鏡など店の基本設備の入れ替えは、販路開拓との結びつきが弱く対象外になりやすい
  • モデル撮影や講習の受講料は区分と対象可否を公募要領で確認する
  • 「白髪が目立たなくなる」など効果の表現は、根拠のない断定を避ける

よくある質問

新メニューの価格はどう決めればいいですか

近隣店の価格と、材料費・施術時間から決めます。計画書では価格の根拠(施術時間・薬剤費)を1行添えると伝わります。

ヘッドスパ機器が対象になるか不安です

新メニューのために新しく導入し、販路開拓に直接使うことを説明できれば機械装置等費の候補になります。最終判断は事務局の案内と公募要領で確認してください。

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